新しいサイトを公開する前に、今までどんなWebサイトをつくってきたか、ちょっと振り返ってみました。
1999年 手抜き卒業制作
私が初めてWebサイトをつくって公開したのは、1999年卒業時の卒業制作だった。いわゆる氷河期世代な私は、4年生の夏から広告制作会社でアルバイトとして毎日働いていた。卒業後に就職している状態になるための手っ取り早い方法だ。ただ、まだ4年生だったので、水曜日だけはゼミがあったのですが。そんな働き方をしながら、制作した卒制なので、結構簡単なものになってしまった。CDジャケットを意識した、正方形が2つ並んでいるレイアウト。3D制作したものとか、DTMとか、学生時代にかろうじて作った数少ない作品を並べるだけのページでした。
こんなバナーを貼っていた。音楽や映像をブラウザ上で再生させるためのプラグインです。懐かしい。
その後、しばらくWebとは無縁で、ひたすら紙媒体の広告制作を続けた。先輩の中には退職してWeb制作会社に行くって人もいて、それもいいなと思ったりもした。
2005年 CGIチャットとFlash動画
2005年頃にxboxのゲームファンサイトを友人と作った。xbox360のイベントに参加するのが目的だったような。このときの技術的な努力はCGIで作ったチャットページ。あと、Flashでつくった動きのあるヘッダー画像も結構大変だった。
2010年頃 三日坊主なアフィリエイトサイト
その後、リーマンショックやら大震災やらで、仕事の単価が下がり、収入も伸び悩む状態で始めたのが、アフィリエイト。ただ、これが、長続きしない。そもそも、仕事で広告の仕事をしているのに、個人の時間でも売りたいとも思えないものを売り込むアフィリエイトサイトをつくることがまず無理。仕事をやめて全振りしないと、稼げるようにはならないと感じた。
それでも、年に1、2回はチャレンジしていたかな。レンタルサーバーでWordPressを使うようになっし、STINGERっていうアフィリエイトに強いと言われているテーマとかも使ったね。
2013年 はてなブログへ移行
GoogleのBloggerを使ったり、いろんなブログサービスを転々としながら、なんとなく落ち着いたのが、はてなブログだった。そこで始めたのが、レスポンシブデザインのテーマ開発。
WordPressは細いことまでできてしまって、逆にそれが記事制作を遅らせる原因に。そこで、ブログサービスへ方向転換したのですが、あまりデザイン的に納得できるものがなかった。
そんな中、はてなブログは自分でテーマ開発ができる機能があり、アフィリエイトそっちのけでテーマ開発をしました。
2014年 初めてバズった
はてなブログでレスポンシブテーマができ、はてなブログProの費用ぐらい稼ごうとアドセンスを開始。雑多な記事のブログでしたが、VP稼ぎにとランキング系の記事をいくつかつくった頃、初めてバズるというものが起きました。
アナリティクスのリアルタイム解析には、常に100人を超すユーザーが滞在している状態。この年はこのページだけで10万円ほど稼がせて頂いた。
2020年 新たな計画を開始
はてなブログでの雑多ブログに、3年ぐらいで飽きてしまった。2019年に趣味を絞って、再度開始したが、モチベーションが上がらない。
どうせ作るなら、ロングライフなページを作りたいと考えるようになりました。最新情報でバズるのを狙うとか、そういうのはもういいかなと。そこで、最初に考えたのは、「いらすとや」。ただ、私は人物を描くのが好きではない。好きではないものを続けるのは、そもそもロングライフではないわけだし。
あと、年齢的に人生の折返しに入っているので、自分のためだけではなく、世の中のためになることをしたいかなと。そういうことを考えて、今回のWebサイトは1年以上構想を練ってからつくり始めました。